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●平成29年度 事業計画
 
 
月日 事業 場所
4月28日(月) 第63回定時通常総会 商工会議所 
5月18日  第132回理事会、126回委員会 組合事務所 
7月28日  第33回ビャパーティー  ANAクラウン
プラザホテル京都 
8月26日〜8月27日  毒劇物取扱者研究講習会  商工会議所 
1月11」3日 平成29年賀詞交歓会  ウェスティン都 
2月未定 第118回役員会  組合事務所
 
  各位
                                               京都府染料工業薬品商協同組合
                                                     理事長    浦田信次
                        『最近の染料薬品価格動向について』
 拝啓、 貴下益々ご清栄のこととお慶びもうしあげます。  平素は、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、去る2014年5月15日の日本経済新聞や6月16日の化学工業日報の記事等でも取り上げられました
最近の染料薬品の値上げ状況につきまして、当組合からも実状にたいしまして、ご理解を賜りたく、宜しくお願い
申し上げる次第です。
 1990年以前に染料メーカー(日本・欧州)各社は採算是正を図るために自社生産を軽減し、安価な原料を海外
に求め、特に中国、インド等に目を向け染料中間体や染料原体を輸入購入する体制に変えてきました。
 しかしながら、現地では大気汚染とともに工場排水設備等が不十分で河川の汚染がひどく、近年 環境問題が
噴出している中国では2012年から2013年にかけて当局が染料メーカーや染工場を高汚染業種として厳しく規制
しています。その結果、操業停止や縮小、廃業に追い込まれるメーカーも相次ぎ、また国の環境保護政策により
新しい排水設備の導入を余儀なくされてコストアップの要因となっています。
 例えば、反応性染料の原料H酸の価格は、2013年3月を基点にし約5.5倍また分散染料の原料も1.6倍から
2.3倍そして酸性染料も軒並み2倍以上価格上昇しております。そして価格動向は、まだまだ不透明で、これからも
上昇するものと考えられます。
各メーカーの値上げ対処は、個々によって多少の違いはありますが、主因は染料の主要生産国での環境悪化対策
にあり、今後の価格変動並びに玉不足は、まだ続くと考えられます。
 また化学薬品におくましても、国内需要は、長く低調で推移しております。特に大手メーカーの減産の影響がその
製品のみならず、副生・合成の薬品に原料不足の状況を与え出してきています。需要が少なく生産コストは上がり、
原料も高くなり、輸入品は品質の低下を招いています。その上輸入品も値が上る状況になっています。
 当組合といたしましても、価格安定、供給の安定を強く望むところでありますが、今後とも実状を注視し、出来るだけ
の情報をお伝えしてゆきたい所存です。
 上記の事情をご賢察の上、なにとぞ宜しくお願い申しあげます。                      敬具

 
  去る10月27日日本染料工業薬品商連合会全国総会を京都で開催いたしました。今回は、年会費無料にし全国の染料薬品販売店に通知をだしました。
新たに5社も来て頂き、舞妓さんにも参加して頂き盛大におこなわれました。来年もまた全員にご参加通知いたしますので、参加お待ちしています。
来年は、北陸でおこないます。
 
 
 
   
   
 
 
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